ラジオ・ガ・ガ Radio Ga Ga

記事が散逸

　■　Radio Ga Ga Queen
ラジオ・ガ・ガ（♪クイーン）

　一人で坐ってライトを見ていた（your light?）
　10代の頃の夜の僕の友（you=my friend!）
　《すべて》（　僕が知らなくてはならなかった）
　ラジオで《それ［上記のこと］》を聞いた（?you=radio!）
　ラジオ（　your light は「ラジオの明り」）
　ラジオは古い時代のスターを当時の人々に提供した
　世界での戦争を通じて－火星に侵略されて…とかね
　笑わせたり（　them=当時の人々）
　泣かせたり
　ラジオを聞くと、ぼくらは飛べるみたいな気がした
　だから、後ろに流れる雑音になんかにならないで
　第一線を退かないで／少年少女のためにもね
　少年少女達は分かっていないし、気にもしないけど
　ラジオがなければないで、文句を言うしね
　ラジオの時代があった
　ラジオにはパワーがあった
　いや、まだ、ラジオには素敵な時間がある
Radio 　 Radio ラジオ／ラジオ
　《すべて》（　ぼくらが聞く）は、ラジオ・ガ・ガ
　ラジオ・グ・グ
　ラジオ・ガ・ガ
　《すべて》（　ぼくらが聞く）は、ラジオ・ガ・ガ
　ラジオ・グ・グ
　ラジオよ、何かあるかい？
　ラジオよ、誰かがまだ愛しているからね／ラジオを

　ぼくらはテレビショウを見る
　スターを見る
　ビデオで何時間も
　耳を使う必要はほとんどない
　ずいぶん音楽は変わったなあ／この何年かで
　居なくならないで（?old friend は呼びかけ）
　すべての良いものみたいに、
　ラジオに／ぼくらは頼っている
　だからそこに居て／だってラジオがないと寂しい
　⇒ビジュアル［映像］に飽きるようになった時に

　この曲の冒頭にあるinvaded by Mars「火星に侵略されて」というのは、１９３８年、火星人が地球に襲来したというラジオドラマ（俳優オーソン・ウェルズが演じた）で全米がパニックになったという事件を指している。この事件に象徴されるように、かつてのラジオにはパワーがあった。今は少し元気のないラジオ。でも、情報の洪水のなかで疲れた私たちが、ふと、スイッチを回すと、赤いライトが灯り、傍らでそっと語りかけてくれるラジオがある。やっぱり、ラジオでなくてはできないことがある。そんな心やさしい友達、ラジオへの応援歌なのである。